毎日使っているふとんは、見た目以上に汚れています。
汗、ホコリ、フケ、アカ、尿などで汚れ、汚れは雑菌やカビ・ダニの温床となり、悪臭の原因ともなります。
天日に干ししているだけでは表面は乾燥できても繊維の奥やふとんの中わたの汚れやダニ、カビまでは落とせません。
布団乾燥機や巡回布団乾燥車も同様に不完全といえます。
また、ドライクリーニングは、塩分(汗、尿)などの水溶性の汚れは落ちにくいだけでなく、綿、羊毛、羽毛の本来持っている脂溶性保護膜を痛めたりします。(脱脂してしまいます)
ふとんにこびりついた塩分や臭いを中綿からキレイにできるお手入れ法は、丸ごと水洗いの「アクアジェットシステム」によるふとんのクリーニングが最適です。
小さなお子様がいるご家庭では大切なお布団がおねしょで濡れてしまうことは珍しいことではありませんね。
夜中におねしょの後片付けをするのは大変な労力を伴います。
最近は大人でもおねしょでお悩みの方が意外と多いのですが決して恥ずかしがることはありません。
また、ペットによる粗相も非常に多くのご相談を頂きます。
おねしょを応急処置する場合、最優先することは「水分を別のものに吸着する」ことではないでしょうか?
タオルを何枚も用意しておき水分を出来るだけタオルに移しましょう。朝になって天気が良ければ干して中綿を乾燥させましょう。
よく、おねしょの部分に熱湯を掛ける方がいますが中綿を傷める原因になるので良くありません。
しかも、一度、中綿まで濡らしてしまった布団はなかなか乾燥しません。
乾燥時間が長くなってしまうと、今度はカビなどの雑菌の繁殖に気を付けなければいけません。
運悪く梅雨時で雨の日が続いたり、冬など気温が低くて洗濯物が乾きにくい日が続くと濡れた布団はさらに乾きにくくなります。替わりの布団をお持ちでも、替わりの布団にもおねしょするかもしれないと思うと何だか不安です。
ご家庭でおねしょ布団をいくら処理をしても、完全には尿を除去できず、時間の経過とともにいずれは中綿を傷める原因となってしまいます。 中綿に残留した汚れはカビの原因にもなりますし、ダニの住み家にもなってしまいます。おねしょをする度にクリーニングするのは現実的ではないけど定期的に丸ごと水洗いすることをお勧めします。
ペットの粗相の場合、人間のおしっことは比べ物にならない程、ニオイがキツいのでついつい熱湯消毒のつもりで布団に熱湯をかけたりしてしまいがちです。
しかし、全く逆効果でむしろ布団の中わたを傷める原因になります。おしっこの成分中のタンパク質は熱によって凝固するので汚れ(尿以外の分泌物など)も定着してしまいます。
また、漂白剤は中わたを傷めるだけでなく、ご家庭では布団をしっかり濯いで脱水することが難しく、布団に残留すれば就寝時に体に接触することもあるので非常に危険です。